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2008.07.20 Sun
先輩Kさんと二人で居酒屋に飲みに行ったとき,目の前にお店のマッチがあったので,
Kさんにこのハナシを振ってみた.僕が常々思っていることである.

「僕はライターに感動するんですが,Kさんはどうですか??」

普通の人相手にこのハナシをすると,
「ヒダカくん,それちょっとおかしい」と言われて終わりである.
その理由を話しても,である.
その理由というのはこうだ.

「だって,火を起こせるんですよ?こんなに簡単に.
 昔の人が見たら,これはもう,魔法以外のナニモノでもないです.」

つまり僕らはメラとかファイアを使っているに等しいのである..
消費しているものがMPという謎の精神エネルギーからリンとかガスに変わっただけだ.

Kさんは聞き上手な人なので,こう答えてくれました.

「それなら私はマッチの方がすごいと思う.
 こんなモノを擦るだけで火がつくんだもの.」

僕はその場では「なるほど,そうですね」と答えたものの,
実はちょっとひっかかったまま返事をしてしまった.

帰り道に僕は考えた.
なぜ僕は「マッチに感動」に素直に同意できなかったのか.
どちらも「簡単に火を起こせる」という意味では確かに同じだ.

少し考えて気が付いた.
そうだ,見え方の問題だ.

マッチは,目の前でリンがついた木の棒が燃えているのがハッキリ見えているから,
全然感動しないのだ.燃える対象がハッキリ見えている.
それに火が着いて燃えているのだから,火がつくのは当たり前だ.
もちろん,発火点の低いリンの存在は確かに"感動"の対象にはなり得るけれど,
見え方としては非常に弱い.

対して,ライターはパッと見では,ガス,すなわち燃えている対象が見えない.
言うなれば,突然空中に炎が出現するワケだ.だから,感動する.
『たいまつ』と『メラ』の違いだ.


まあ,それだけのハナシなのだけれど.
「見えなくする」というのは感動を与える一つの手段になり得るのかな,
というハナシでした.
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