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日常サイト音楽思索エレファントカシマシ屋久島一人旅未分類
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2008.09.10 Wed
午前5時半に起床して,のんびりと支度をして,
昨日と同じく弁当を受け取って6時半頃宿を出発.
今日は昨日のような雨ではなく,ホッとする.
危惧していた縄文杉登山の疲れも,ほとんど残っていないように思う.
しかしそろそろ筋肉痛が二日遅れでやってきてもおかしくない年頃なので,
油断は禁物である.


原チャに乗ってまずは宮之浦方面,白谷雲水峡へ向かう.
今日は午前中に白谷雲水峡を散策し,そのまま午後は島を一周する予定である.


この時間は車もあまり走っていないので,実に快適な旅路である.
道中,妙なモノの前を通り過ぎたような気がしたので,引き返して確認してみる.


ドラえもどき


これは何だろう.
猫型居候ロボットのような気がしないでもないが,何かがおかしい.


あまり構っているのもなんなので,先に進むことにする.


宮之浦川の手前で左に折れて真っ直ぐ,白谷雲水峡への道に入る.
このままだと開園(8:30)一時間前には着いてしまいそうだ.

しかしここで,ちょっとした誤算が生じる.

ここから先は結構な山道となる.
そして,坂道では原チャの速度が著しく遅くなるのである.
フルスロットルで時速20kmを下回ることもしばしば.
普段地元では230ccのオフロードバイクに乗っているので,
原チャが坂道でここまで遅くなるものとは思ってもみなかったのである.
ガソリンもみるみる減っていく.

さらに道路一面が整備中で砂利道となっている箇所があり,
本当に道が合っているのかどうか不安になる.
やはり道路財源は重要なのか.

さらに追い打ちで,強烈な雨が降ってきた.
砂利道走行中であったが,原チャを停めて,急いでレインウェアを身にまとい,
バックパックを先日の大きな袋に入れ直す.
今日は雨と無縁で散策できるかと思いきや,やはりそう簡単にはいかないようである.


強烈な雨の中,砂利道を越え,車が一台しか通れないような道を越え,
7時50分頃,ようやく白谷雲水峡へと到着.
開園まであと40分もあるが,予想していたよりは結構時間が掛かってしまった.
警備員の誘導に従い,原チャを停める.

その気になれば開園を待たずとも散策は可能そうだが,
ここはおとなしく朝食の弁当を食べながら,正式な開園を待つ.

白谷雲水峡入口
(入口で撮った川.絶賛増水中.)

強烈な雨はまだまだ止む気配がない.
…これで散策なんて可能なんだろうか.


8時半ちょうどに管理の方が来て,協力金300円を払って入園.
入園して早々,巨岩の上を登っていくことになる.

憩いの大岩

後で調べたら,これは『憩いの大岩』と言うそうだ.


二代杉を過ぎ,さつき吊り橋手前で原生林歩道に入る.

原生林歩道

少し雨は弱まったけれど,白いモヤがかかったような,薄暗いようなで,
視界はあまり良くない.


原生林歩道に入ってすぐ,二代大杉が待ち構える.

二代大杉

このレベルの杉なら縄文杉登山のときにいくつも見たが,
今の方が体力的にも余裕があり,またすぐ近くで見られる分,感動は大きい.

その近くで,妙にぐねぐねしたものを見つけたので,一応写真に収める.

ぐねぐねしたもの

このあたりで,写真が妙に白っぽく写っていることに気づく.
原因は明白,モヤがかっている中でフラッシュをたいて撮影していたからである.
これ以後,フラッシュを手動で切って撮影することを覚える.
LUMIXの『おまかせAI』モードも,さすがに万能ではない.

というワケで,フラッシュを切って撮影した原生林歩道の様子がコチラ.

真原生林歩道

そう,これが僕が実際に歩いていたときの原生林歩道の風景である.
とにかく薄暗い.しかしそれゆえに,神秘的な雰囲気である.

しかしこの原生林歩道,
縄文杉登山のときの大株歩道ほどシンドイものではないにしても,
かなり本格的な登山道である.
そして,道が縄文杉登山のときよりもわかりにくい.
縄文杉登山のときは基本的に一本道であったが,
コチラは木に結びつけられたピンクのリポンを頼りにしなければ,
道がハッキリしないところがいくつもある.
探検気分を味わえること請け合いである.


そしてリボンを頼りにしばらく進むと,突如姿を現すのが

三本足杉

三本足杉.
これは,スゴイ.
屋久島に来て初めて,思わず「何だコレ…」と独り言を呟いてしまったほどである.
写真ではその巨大さがイマイチ伝わらなさそうなので,
三本足の内の一本にできる限り接近してみる.

三本足杉接近

さらに根元から上部を見上げる

三本足杉上部


これでも伝わらない木が,もとい,気がするが,
とにかく何か,"異質な木"である.


道中,沢を渡らなければいけないところもある.

沢

沢渡りの途中で上流を見上げる.

沢上流

「これぞ屋久島!」と思わせてくれるような風景である.


沢を渡って少し進むと,ここでもヤクシカに遭遇.

ヤクシカ再び

すでに縄文杉登山で2匹,白谷雲水峡でもこれが2匹目である.


そして三本槍杉を経て,奉行杉.

奉行杉

これがまた,息を呑むほどの大きさである.


さらに進んでドラクエのような橋を渡る.

ドラクエ橋

ここを越えたあたりから,雨が再び強くなってきた.
それはもう本当に強くて,カメラを構える余裕がなくなってきた.
どのぐらいの雨かというと,
頭に乗せておいたタオルを頻繁に絞る必要があるぐらいの雨である.


原生林歩道のゴール近くになって現れる,二代くぐり杉.

二代くぐり杉

そして原生林歩道のゴール,三叉路に到着.


ここからさらに歩く事10分程度.

もののけ姫の森

白谷雲水峡散策の最終目的地,『もののけ姫の森』に到着.

もの

看板を越えてすぐのポイント.
なるほど,幻想的である.木霊が出てきてもおかしくはない.

少し進んだところで,言霊ではないが,三たびヤクシカが現れた.
このもののけ姫の森には明確な区切りはないらしいので,
このヤクシカをこの白谷雲水峡のゴール,シシ神様と見立てて,引き返すことにする.


帰りは原生林歩道ではなく,楠川歩道を通る.
こちらは原生林歩道のような見所はほとんどないものの,
原生林歩道に比べて遥かに歩きやすい道となっている.
「とにかく『もののけ姫の森』に行きたい!」というだけなら,
往復共にこちらのルートを通るのがオススメである.

しかし,道自体は確かに歩きやすいものの,雨は依然として強烈であり,
さすがに道のあちらこちらが水たまりと化していた.
このときほど防水仕様トレッキングシューズを頼もしく思ったことはない.
昨日の縄文杉登山のときを上回る活躍っぷりである.


そうして,止まない雨の中,さつき吊り橋へと帰ってきたのが午前10時40分頃.
散策を開始してから2時間と10分である.
吊り橋の上から川の様子を写真に納める.

さつき吊り橋

雨による増水で,もはや激流である.

しかし,さすがはLUMIXの手ブレ補正.
揺れる吊り橋の上からでもキレイに写真が撮れる.


言っている場合ではない.さっさと渡ってしまおう.


さて,この白谷雲水峡散策もほとんど終わりに近づいているのだけれど,
実はまだ大事なものを見ていない.
行きはちょうど撮影場所っぽいところがなんだか賑やかだったので,
帰りに見て帰ろうと思っていたもの…"飛流おとし"である.
屋久島のガイドブックを見ていたときに,岩の上を水が軽やかに流れ落ちて行く,
実に涼しげで美しい写真が掲載されていたので,
ぜひともお目にかかりたいと思っていたのである.


が.


"飛流おとし"があると思われる場所を見回してみても,
それらしい軽やかで涼しげな水の流れは見当たらない.
見つけたものは…


飛流おとし?

激流.


…これはただの滝だったのか,
それとも増水のあまりもはやただの滝と化した"飛流おとし"だったのか.
帰ってきた今となっては,謎である.


こうして若干のしこりを残しながら,僕の白谷雲水峡散策は終わった.
終止雨に降られてしまったので,想像を遥かに上回る大変さだったが,
それでも来てよかったと本当に思う.
正直な感想を言わせてもらうと,
屋久島に来て,屋久島の自然を堪能したいと思うなら,
縄文杉登山よりも白谷雲水峡散策の方がオススメである.
縄文杉登山は,何というか,
『俺は縄文杉登山行ってきたぜ!』という達成感と,自慢話が欲しい人向けである.
白谷雲水峡を散策するときは,できれば行き帰りのどちらかで原生林歩道を通っていただきたい.
結構な登山道になるが,それでも行く価値は十二分にある.


予想以上に長くなってしまったので,三日目は前後編に分けます.
後編は『屋久島一周編』.
でも,前編よりは短くなると思います.

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