日常サイト音楽思索エレファントカシマシ屋久島一人旅未分類
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2008.09.13 Sat
11時過ぎに白谷雲水峡を後にする.
登りがつらかった分,帰りは下り一辺倒で実にスムーズ.
ほとんど原チャのアクセルを吹かすことなく下山する.

一般道に出る頃には雨は止んでいた.
止んでいた,というよりは,雨が降っていない場所に移動してきた,というカンジである.
それぐらい,島の天気は場所によって異なる.


さて,ここからは三日目の後半戦,屋久島一周旅行である.
ここから宮之浦港前を通り,志戸子ガジュマル公園に向かう.


11時50分頃,志戸子ガジュマル公園到着.

ガジュマル公園入口

さあ入ろう,としたトコロで,先客が出てこられた.


あ.


昨日縄文杉登山中に少しお話しした,お姉さんとお姉さんとおばさまの三人組である.
昨日最後に会ったときに
「明日島一周するんで,そのときまた会えたらいいですね~」
なんてことを話していたら,ホントに出会ってしまった.
なんでも宮之浦に宿をとっているらしく,それで近場のここに来てみたとのこと.
大した偶然である.

しかしながら,こちらは白谷雲水峡を散策してきた直後であり,
今ここは晴れているにも関わらず,レインウェアを着込んだ怪しい濡れネズミのような状態であり,
ひどく気恥ずかしい.

そこで少し会話を交わして,別れる.
結局名前も連絡先も聞いていないので,どこの誰なのかは今も全くわからない.
名前ぐらい聞いておけば良かったと,少し後悔する.


気を取り直して,200円の入園料を払い入園.
入口でヤブ蚊避けを兼ねたうちわを貸し出してくれた.

ガジュマル

ガジュマルである.不気味である.

ガジュマルの森

ガジュマル…かどうかはわからないが,ひどく不気味である.


妙なものを見たなあ,と思いでガジュマル公園を後にする.


少し進んだところで,原チャに一回目の給油.
地図で見た限り,ここからしばらくはガソリンスタンドはなさそうだ.


さて,続きいきますか……というところで,再び雨に降られる.
結構,強烈.


雨が顔面打ってなんだかもうよくわかんねえ,やけくそだ,というところで
永田いなか浜に到着.時刻は12時30分.

永田いなか浜

世界有数のウミガメの産卵地らしい.が.

砂浜

この時間&この天気なので,ひとっこ一人いない.
僕自身も正直なところ,実は写真を撮っている余裕がない.
雨で体が冷えきっている.
自販機に向かうも,当然というか,「つめたい」飲み物しか置いていない.
夏の南の島ではあるが,こういう輩のために「あったか~い」飲み物を
一つは常設しておいていただきたい.

近くに『屋久島うみがめ館』が併設されているが,
こんな濡れネズミ状態で入館するのは気が引けるし,
なにより前述のとおり余裕がないので,スルーして先に進む.


20分後,屋久島の最西端,屋久島灯台に到着.

屋久島灯台

灯台以外特に何もないけれど,屋久島の空・海・山・森を一望することができる.

岬の風景

依然として曇り空ではあるが,ここでようやく雨が止んだ.
安房からスタートすると,ここが丁度,島の半周にあたる場所である.
さあ,後半戦の後半戦だ.


ここからは西部林道と呼ばれる道路に入る.
その名のとおりの林道である.


そして林道に入って10分ほどしたところで.


ヤクサル1

ヤクサル2

屋久島に来て初めて,ヤクザルに遭遇.
近づいても,特に逃げるそぶりも見せない.ヤクシカとは大違いである.
どの集団にも小さな小猿がいて,かわいい.


この西部林道では,この後も頻繁にヤクザルに遭遇する.

ヤクサル3

道路に沿ってサルだらけである.

ヤクサル4

カメラを構えている間に一度こっちを見たが,構わず作業を続けるヤクザル.
実に余裕があるというか,大物であるというか,無防備である.


この後もヤクシカが現れたり小猿を背負った親ヤクザルが道路を横切ったりと,
なかなか賑やかな林道である.


途中,海をバックに,道路脇に座っている親子ヤクザルを見かけた.
そのときにはもうヤクザルを撮り尽くした後であったので写真に収めず通り過ぎたが,
少ししてから
「ああ,あれ撮っておけば,mixiのアルバムで『海猿』てタイトルつけれたのに」
と思い,少し後悔する.


そして13時50分頃.『大川(おおこ)の滝』に到着.

大川の滝



大川の滝接近



大川の滝接近2

これはスゴイ.
『日本の滝百選』に選ばれているだけある.
おまけにさっきまでの雨で増水しているものだから,
流れがなんだか大変なことになっている.
思わず何枚もシャッターをきってしまった.
こんなに巨大な滝をこんなに間近で見られることなんて,そうそうないものと思われる.

ちなみに少し離れたところから撮った『大川の滝』.

大川の滝遠望

どれだけ巨大な滝かということが,少しは伝わるだろうか.


僕にしては珍しく,テンションが上がってしまった.
雨の中の白谷雲水峡散策&島半周で体は冷えきってヨロヨロだったけれど,
おかげで少し元気が出た.
非常食用にバックパックに入れておいたカロリーメイトを昼食代わりに食べてから,
大川の滝を後にする.


林道を抜け,14時30分頃,栗生に到着.
ここで,ついに,日の光が差す.

栗生の海2

原チャを停めて,レインウェアを脱いで,少しだけ休憩.

休息


ここから,屋久島第三の町,尾之間へと向かう.
途中,屋久島フルーツガーデンに寄ろうかなあとも考えていたけれど,
男一人で行くのも何だかなあという気がしていたし,
気がつけば入口に続く脇道を通り過ぎてしまっていたようなので,
そのまま先へ進むことにする.

しかしながら,これまでと打って変わって,実に快適な旅路である.
程よく光が差し,程よく風が吹き抜ける.

原チャの旅路

バイクや原チャで良かったなあと思うのは,こういうときである
(←それまでにバイクや原チャゆえの不利益を相当被っている分,感動が大きい).


14時50分頃,平内海中温泉に到着.

平内海中温泉

その名のとおり,海の中にある温泉である.
潮が引いている間しか入る事ができない温泉なのである.
僕がここに到着したときにはちょうど潮は引いていて,入浴可能であった.

しかしながらこの温泉,脱衣場がない.
混浴だし,水着入浴も禁止である.

こういう場合,基本的に僕は入らない.
体はまだ若干冷えていたから,着替えを持って来ていたら入っていたかもしれないけれど.

結局,上の写真だけ撮って戻った.
このカメラを持ったまま左に90度向きを変えると,完全な盗撮である.
つまりは,それぐらいオープンな温泉なのである.


海中温泉を後にしてすぐ,尾之間に到着.
しかしながら,特に見るべきものもないので,そのまま通過.


15時半頃,『屋久島町まごころ市 ぽん・たん館』に到着.
ここで遅めの昼食兼15時のおやつとして,
屋久島名物のたんかんジュースと,ホットサンドを注文.
たんかんジュースがやたらとおいしかったので,
家族と兄夫婦へのおみやげとして瓶入のジュースを2本買って帰ることにする.
重い.


そして16時20分頃,ついに前岳荘に帰還.
白谷雲水峡散策も含めて,屋久島一周,およそ10時間の旅路であった.


そして昨日と同じように,お風呂に入って,夕食.
最終日の夕食は,昨日一昨日と違って,焼肉であった.


夕食後,屋久島での最後の夜なので,珍しく一人でビールで晩酌でもしようかと思ったけれど,
ビールの自販機が動いてるんだか動いてないんだかよくわからなかったので,
コーラで済ませることにする.
実に自分らしいところに落ち着いた気がする.

コーラを買いに外に出たついでに,空を見上げてみた.
初日は雨だったし,二日目は縄文杉登山で疲れ果てて部屋に籠っていたから,
晴れた夜空をちゃんと見上げたのは初めてであった.

目が悪いからかもしれないけれど,別段星がよく見えたというワケでもなかった.
ただ,島の中心部の方の空が,驚くほどに真っ暗だった.
とにかく暗い,黒なのである.
だから,夜というのは本来,そうとう恐ろしいものなのだなあと思った.
大阪の夜空は明るい.


明日はおみやげを買って,島を後にするだけ.
さらば,屋久島.

おやすみなさい.


(四日目に続く)
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